こんにちは、めぐ子です。
今年初めて新選組検定を受験し、4級と3級を併願して無事に合格しました。
好きなことの勉強は苦にならなかったし、合格したことでちょっぴり自信にもなり、好きなことがさらに好きになれる良いきっかけになりました。
興味はありながらもずっと忙しいことを理由に受けられずにいたのですが、思い切って受けてみて良かったです。
そんな私の検定体験記をご紹介していきたいと思います。
受験を決意したきっかけ
新選組検定について
新選組検定は2012年にスタートしました。
毎年開催されている訳ではなく不定期で、今回はコロナ禍もあってか前回の第5回から4年以上経って念願の開催発表でした。
現在1級~4級の難易度が設定されていて、興味を持ち始めた方から深い知識のある方まで幅広く受験できる検定です。
受験会場は毎回微妙に異なりますが、必ずあるのは東京・京都。
これにプラス函館だったり会津若松だったりと、新選組ゆかりの地で開催されています。
ですが私はどの地域に行っても日帰りは厳しく、それがなかなか受験に踏み切れない理由でした。
新選組検定の詳細については公式サイトをご覧ください。
今回はオンライン受験が可能に
第6回となる今回から、オンライン受験が可能になりました!
これなら仕事が忙しくても試験の時間さえ確保すれば受けられるし、コロナの不安もありません。
オンライン受験にはカメラ付きのパソコンが必要でした(スマホは不可)。
カンニング防止のためと思われます。
受験申し込みをすると試験の10日ほど前に受験票メールが届き、接続テスト用のサイトと本番用のURLが添付されています。
試験の3日前までにテスト用のサイトで接続確認をしておきます。
そして当日の試験時間に本番用サイトにアクセスして試験開始となります。
問題は4択の回答になっていて、試験時間内なら後から回答を変更することもでき、これで良しとなったら終了をクリックします。
私は4級と3級を併願したので、最初に4級を受け、1時間後に3級という流れでした。
会場試験も魅力的
前述の通り、会場試験は新選組ゆかりの名所がある都道府県で開催されることが多く、今回は実際に名所内が会場になっていました。
京都府の金戒光明寺という、松平容保が本陣を置いていた場所で、ここで試験を受けると一般公開されていない場所を見学できたり、限定の御朱印がいただけたそうです。
実際に隊士が居た場所で試験を受けられるなんてめちゃくちゃロマンを感じます。
今後また検定を受ける機会に恵まれたら、ぜひ試験+名所巡りでどっぷり新選組に浸りたいなと思います。
新選組検定合格のメリット
このように受験をして無事に4級と3級に合格したわけですが、合格して感じたメリットは以下の3点になります。
新選組の隊士になれる
新選組検定は級ごとに階級がついていて
- 4級 隊士
- 3級 隊長
- 2級 副長
- 1級 局長
となっています。
合格すると認定証をもらうことができ、4級は入隊を許可すると書かれたもの、1級から3級は組織の役職の一覧に自分の名前が他の隊士と並んだものになります。
私は自分の知識量であれば、「頑張れば3級いけるかな」くらいと思っていましたが、やはり入隊許可の証になる4級の認定証が欲しく4級と3級の併願をしました。
隊士になった証が形になる
認定証は実際手にするとかなり感動します。
私は3級合格で隊長に任命されましたので、左之助さんの隣に自分の名前、感動します。
これで2級に合格すれば土方さんの隣に、1級に合格すれば近藤局長の隣に自分の名前が載ると思うと、新選組好きにはこれ以上のモチベーションはありませんよね。
さらに、合格すると別料金は発生しますが、合格認定カードや名刺を作ることもできます。
私は今回は注文していませんが、副長や局長になれることがあれば作ってみたいと思っています。
これだと持ち歩きもできますし、新選組観光のときに他の観光客さんとのコミュニケーションツールになるかもしれません。
好きなものを極める喜びが得られる
今まではただただ「好き」と公言するだけでしたが、「検定で〇級」と言うと本当に好きな気持ちがより伝わるような気がします。
自分でもさらに好きな気持ちが深まりました。
そして勉強して合格すると言う経験が久々だったので、ちょっぴり自分に自信が持てます。
この歳になるとなかなか試験のようなことはないので、まだ勉強して覚える能力があるんだなと。
好きなことだから覚えられるというのもありますが、すごく良い経験ができたなって思います。
私の新選組検定勉強法
ここからは実際に私がどのように勉強したかを書いていきます。
検定公式ガイドブックを読む
検定を受けると決めてすぐに購入したのが公式ガイドブックです。
新選組の歴史や魅力、隊士名鑑、過去問などがギュッと詰まっています。
表紙に「試験対策はこの1冊でOK」と書かれているので、基本的にはこのガイドブックの内容を理解していれば3級までは合格できると思います。
過去問を見た感じでは、ガイドブック内のかなり細かい内容まで頭に入れれば2級もそこそこまで行けそうですが、1級はやはり他の資料も相当読み込んで深い知識を身につけないと難しそうです。
大河ドラマを観る
私が新選組を好きになったきっかけは2004年の大河ドラマ『新選組!』でした。
隊士の実年齢に近い役者さんがたくさん出演され、笑えるシーンやほっこりするシーンも多く、良い意味で時代劇感があまりなかった。
当時まだ歴史や時代劇への興味が薄かった私でもすんなり入り込めました。
DVDをもう一度最初から見直すことで、出来事の時系列を整理できました。
ただ注意点があり、あくまでドラマなので史実を基にしているとは言え、架空の登場人物がいたり、確定していない説で話が進んだりします。
また、隊士の年齢差と役者さん同士の年齢差が結構違うので、ドラマのまま覚えてしまうとちょっと苦労します。
例えば、実際は近藤勇は永倉新八の5歳上ですが、役者さんだと近藤さんは香取慎吾さん、永倉さんは山口智充さんが演じていますので、永倉さんがみんなの年上の気がしてしまいます(笑)。
主要隊士の中でも、ドラマでは沖田総司を演じた藤原竜也さんが一番若いので、しばらく沖田さんが最年少だと思っていました。
過去の新選組観光を振り返る
これまで新選組にまつわる観光名所にいくつか行って来たので、そこでいただいたパンフレットや資料を読み込みました。
旅の思い出も振り返りつつ、楽しく知識を頭に入れられます。
ちなみに今まで行ったことのある主な名所は
- 壬生寺
- 八木家
- 霊山記念館
- 新選組のふるさと記念館
- 日野宿
- 土方・啄木浪漫館
などです。
余談ですが、東京にある土方歳三記念館が今年で閉館するそうです。
一度行ってみたいと思っていたのですが、コロナの間は遠出も難しいので、行けないままになってしまいそう(泣)。
まとめ
今回は検定のススメと言うことで、新選組検定の体験談をご紹介しました。
新選組検定に合格するメリットとしては
- 新選組の隊士になれる
- 隊士になった証が形になる
- 好きなものを極める喜びが得られる
と言う点です。
そして私の実施した勉強法は
- 公式ガイドブックを読む
- 大がドラマを観る
- 過去の観光を振り返る
新選組検定以外にも様々な検定が実施されていて、歴史に限らず食べ物の検定だったり、仕事や生活に役立つ検定もあります。
ご当地検定も各地で開催されていて、試しに地元の検定の問題を見たのですが、40年住んでいても全然わかりませんでした(汗)。
これを機に自分の地元を知るというのも良いかもしれません。
あとは過去にアニメの検定もいろいろ開催されていたようなので、いつか『鬼滅の刃検定』とかあったらきっと受けます(笑)。
このように、検定は知識を深めるきっかけになったり、「好き」に「自信」をプラスして少し気持ちが豊かにしてくれると思いますよ。
自分の好きなものの検定がないか、調べてみるだけでもワクワクします。
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